それが分かったとき「なんな、しもうたことしてしもたでないかいや」(←阿波弁:「なんだよ、しまったことをしてしまったじゃないか」の意味)と思ったものです。音楽をやるなんざクソ田舎の小学生にとっては「女子」のすることで「男子」がやるもんじゃないなんて空気があったのです。
しかし、一度「うん!」と言ってしまったからにはやらざるを得ません。ってか、球技がからっきしできなかったので、他の「男子」が少年野球に夢中になっているのに、僕は全然興味を示すことはありませんでした。みんなが夢中になっている野球の代わりに、何かをやりたかったのかも知れません。
ところが案の定、ブラスバンド部は女子だらけ。男子なんてほんの2・3人です。なんだかこっぱずかしい。トラッペットの音を出すのでさえ大変で、マウスピースに当たった唇が練習の帰り、ずっと痺れているしで、気乗りがしませんでした。
アニメのタイトルがフェードインしていくのに合わせて高らかに鳴り響くトロンボーン。そのバックでスタッカートで盛り上げるトランペット。このアニメは超ド級の冒険ものときたもんだ!(ストーリーはすっかり忘れてしまったのですが。)まさにストーリーに合致したオープニング。子供ながらにその曲を聞いただけでワクワクしていました。
このテレビアニメ、同級生の間で「あれはおもっしょいわ!」(←阿波弁:「あれは、面白いよ!」)と男子には話題沸騰でした。
僕は、少し別の視点から「なんな!トランペットってカッコええでぇ!」(←阿波弁:「なんだよ!トランペットってカッコいいじゃないか!」)と、このオープニング曲を聞いてコロっと方向転換。ブラスバンドに精を出すようになりました(笑)。
ここで、当時の徳島県北西部のテレビ事情についてご説明しましょう。徳島県には民放が1局(四国放送)しかありません。これは徳島県の東方の地域は大阪から電波が飛んでくるため、いわゆる"民放4局"が受信可能だったからではないかと思います。でも、徳島県北西部には阿讃山地が邪魔をして大阪からの電波は届いていませんでした。つまり、テレビのチャンネルは「四国放送」「NHK総合」「NHK教育」の三局しかないという限られた世界だったのです(笑)。
そして10年が経過しました。東京に出てきて、友人達と話をしていたとき、こんなことを聞いてみました。「ねーねー、こんなアニメ、覚えてる?オ−プニングがすげえカッコいいんだよ!」(←標準語)....ところが「知らない」との返事ばかり。三局しか映らなかった徳島県北西部と違って、テレビのチャンネルが豊富だった"都会っ子"の世界では話題にもならなかったのかと落胆したものです。
いま聞いてもカッコいいんですよ。ワクワクするんですよ。なんだかね、かき立てられるんですよ。
覚えている人はいませんか?
サビの部分のリフレインのところで、光が輝いているなかをジムが全力試走しているシーン(2:20辺り)が一番好きです。
いま見直すと、きっとこれは希望や困難を全力疾走で駆け抜けるのが人生だ、それが冒険ってものだ、ということを暗示していたのでしょうね....だなんて、理屈をこねようとするところがオトナのイヤラシさです。
だめだ。あの頃の純粋さを取り戻さないと(苦笑)。
それはともかく、このアニソン、カッコいい!
ストーリーは忘れたけど....。



うわ〜、やられた〜。このアニメ見てはいませんでした(笑)が、良い曲ですね〜。
ん?でもまてよ?
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曲中、映像に出てくる片足の御仁、なんか見たことあるな〜。ちょっと、あしたのジョーに出てきたカルロスを髣髴とさせるような色男ですね。
アニソンと言えば絡まずにいられません。
しかしこれは知りませんでした。
キャラクターは見たような気がしますが。。
雰囲気からしてNHKじゃないですか?
年齢的には同級生の10さんでもご存じでなかったですか。でも、良い曲でしょう。気に入って頂けたようで嬉しいです。
このアニメ「宝島」の演出は出崎統さんで、「あしたのジョー」の演出と同じ方です。ところで、僕は「あしたのジョー」を見たことがありません。四国放送で放送してくれなかったからです(泣)。
きっと反応いただけると期待しておりました(笑)。でも、spiritさんでもご存じではありませんでしたか。
放送していたのは日本テレビ系列です。調べてみると、日曜日の夕方6時半からの放送だったようです。んんっ!多チャンネル地域の方々(それが世間の普通)にしてみれば、裏番組は「サザエさん」じゃないか!!
こ、これは、まじで誰も知らないかも知れません(涙)。