2010年11月07日

十余二でかろうじて残っている野馬土手散策。そして「軍都柏」の遺構ですっ!

文化の日に柏二小の裏手にあるという野馬土手の場所を確認しようと、「柏市文化財マップ」をしげしげと眺めていたときのことです。「あれ?あんなところにも野馬土手が?」あんなところというのは、TX柏の葉キャンパス駅の丁度真南に当たる十余二です。というのも、実は随分前に走ってつむじ風を見た道路の直ぐ近く。当時は野馬土手の"の"の字も知らなかったので、完全にスルーしていたのかも知れません。これはコレクションに加えないと!

今日の相棒は、MTBです。

そんなわけで目的地に向かったわけですが、一抹の不安がありました。というのも、その場所というのが先ほども書いたように柏の葉キャンパス駅のすぐ近く。航空写真で見ていただけると一目瞭然なのですが、開発からすっぽりと忘れ去られたかのようなのどかな風景が残っていた場所だったのです。果たして、その後もその風景が残っているものか...。

PB070004.JPG目的地が近づくと、唖然。不安的中です。かつては畑が広がっていたその場所がすっかり更地になっているではありませんか!道路もすっかり様子が変わってしまい、かつてののどかな雰囲気は消えてしまいました(涙)。

果たして野馬土手は残っているかと目をこらしてみると、左の写真の高層マンションの下に4本の木が生えていますが、どうもその下が盛り上がっているように見えます。もしかした野馬土手かも知れないと前に進みました。

PB070006.JPGそうすると、木が生えているところの東方にあたる延長線上に短い野馬土手発見です!右の写真の奥に看板が2枚立っているところにも野馬土手を確認することができました。(私有地につき進入不可と書かれていたので、どの程度残っているかは未確認です。)

どうやら、木が生えているところは野馬土手確実のようですが、開発まっただ中のようですので、これも危うい野馬土手であるのは間違いありません。果たして残るのか心配です。それにしても僕の記憶にある風景と全く違った場所lになってしまいました(涙)。

何とか十余二の野馬土手を確認した後、この近辺に残る野馬土手の散策をしてみました。では「今週の野馬土手」を一挙公開です(笑)。

PB070001.JPGPB070013.JPGPB070020.JPG
PB070002.JPGPB070016.JPGPB070022.JPG

写真左の上下:県道47号線により分断された野馬土手
写真中の上下:小金牧の一部である高田台牧開墾記念碑とその裏手の野馬土手
写真右の上下:流山市の八木郵便局前の野馬土手と流山市駒木台福祉会館南手の野馬土手

PB070018.JPGPB070019.JPGところで、野馬土手散策の途中にこんなものを見つけました。何かというと旧陸軍東部第105舞台営門です。昭和13年といいますから今から72年前、この地に同部隊が設置された当時のままの位置にあるそうです。陸軍とはいえ飛行場を有していて、その場所が現在の柏の葉公園になります。

この営門の横には柏市教育委員会の説明板を建てた目的として「市内の戦時下の遺跡を反省材料として長く構成に伝えるため」「再び戦争の惨禍の繰繰り返すことのないよう、恒久平和への願いを込めて建て」たのだとされています。(説明板の写真をご参考下さい。)

驚いたことにこの営門は、現在では普通の市道に建っていて、自動車が行き来しています。ただ、写真を見てお分かりかと思いますが、大きく車道にはみ出しているため、利用者の方には不便に思われているかも知れません。しかし、柏市がかつて「軍都柏」と呼ばれていたことを偲ばせ、恒久平和の願いを込めて残されている訳ですから、大切にしていきたい遺構です。

実はこの営門の存在は随分前から知っていたのですが、車通りの多い通り沿いにあるため避けていました。今回、ふらふらとその通りを避けて走っていたら、よく走るルートを一歩曲がるだけであっさりとたどり着くことができることが分かりました。それにもビックリしたポタでした(笑)。


今日も、楽しかったですっ!
[撮影場所:残るのか、野馬土手!!]
23844.jpg



posted by IKAWA at 23:29| Comment(6) | TrackBack(0) | ポタリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
IKAWAさん、今晩は。ご無沙汰してます。結びの言葉に元気付けられています。
祝!野馬土手写真、一挙アップ。
さて、営門ですが、横に台形の土止めがあります。隣のスーパーができるまで右に土手がありました。土止めは野馬土手を軍が塀として使っていた痕跡で、ここに野馬土手があり…と最初思ったのですが、野馬土手は奥の道沿いにあったようで、ここは軍の土塁跡…とぬか喜びをした事があります。
豊四季のガストの東、線路に直角に細長い草地が残ってないでしょうか?こちらは野馬土手くさいのですが。
Posted by メタ男 at 2010年11月12日 21:52
メタ男さん、こんばんは。

営門の横の土止めですか?ここを訪ねた際は、営門に気がいっていたので気づきませんでした(苦笑)。ただ、あの辺りは幾つか微妙な土盛りが何カ所かあったのは覚えています。色々な施設の敷地に沿って直角に曲がっていたりしたので、最近できたただの土盛りなんだろうと思います。

ところで、豊四季のガストというと消防署の隣でしょうか?11月5日にアップした野馬土手巡りはその近辺です。Googleの航空写真でそれらしい細長い草地があるのを確認しました。「文化財マップ」によると、道路を挟んだ反対側に野馬土手が残っている(ただし、僕がみたところ個人の敷地内)とのことですので、野馬土手の可能性があります。けど「文化財マップ」には何も書かれていないんですよねー。うーん。
Posted by IKAWA at 2010年11月14日 22:31
IKAWAさん、今晩は。
おっしゃる通り、消防署の隣です。さすがです。文化財マップにも今昔マップにも載ってないので、確証はないのですが、豊四季駅近くのように柏市のマップにない(が「流山新100ヶ所めぐり」にある)土手もありますので、少し可能性ありかな?と思います。ふわふわの土手みたいにどうみても野馬土手だった所もありますし…。昔の航空写真とも照合してみようと思います。
Posted by メタ男 at 2010年11月14日 23:33
メタ男さん、こんばんは。

仰るとおり柏市のマップにない土手だいう可能性はあると思います。一方、隣の駐車場を造成したときの残土の山の可能性も(笑)。昔の航空写真との照合で何か分かりましたら、是非お知らせ下さい。

野馬土手って触ると以外とふわふわしているんですよね。なぜこんな柔らかいものが江戸時代から現代まで残っているのか、不思議でなりません。
Posted by IKAWA at 2010年11月15日 23:46
IKAWAさん、今晩は。
戦後すぐの写真にあるので駐車場の残土の可能性はないのですが、線路の南に同様の土手があったので「単なる踏切の道」の可能性はあります。この辺の土手にしては直線的過ぎる気もします。勝手に発掘調査という訳にもいかず…。
Posted by メタ男 at 2010年11月23日 19:04
メタ男さん、こんばんは。

戦後すぐの写真に出ていたということは可能性がありますね。直線の土手というのも比較的ありますので、もしかして、もしかしてですね(ワクワク)。

でも、素人が"発見"するのはそう簡単なことではないので「野馬土手疑惑の土塁」とでもしておきましょうか(笑)。
Posted by IKAWA at 2010年11月24日 23:45
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。