というのも、東葛人さんがこの前「今昔マップ2」という時系列地形図閲覧ソフトで南柏周辺のキャプチャー画面をアップされていましたが、はっきりくっきり野馬土手が見えることに驚愕したのです。そこには、6号北側の野馬土手も見て取れますし、南柏駅東側の旧水戸街道沿いの野馬土手まではっきりくっきりです。そういえば、南柏の野馬土手ってまだ残っているのだろうか。ということで、それを確認に行きました。
ちなみに僕はMacユーザー。「今昔マップ2」はインストールできません(泣)。
今日の相棒は、MTBです。
再度ウチを出たものの、また心に引っかかりが.....これって、ブログにどう書ける?(笑) だって、南柏駅の東口は再開発が進んで、野馬土手が崩されたことは知っています。きっと、もう残ってないです。「やっぱり見つかりませんでした(爆)。楽しかったですっ!」で終わりっすか?(苦笑)
こりゃ困ったなと思ったので、ネタ用に二枚の写真を撮りました(笑)。
そして右の写真。旧水戸街道は野馬土手で囲まれた小金牧を横切っていたわけですが、その境に設けられた木戸があった場所に今もその名を残すバス停です。その名も「新木戸」。いつか写真におさめたいと思いながらも、交通量の多い旧水戸街道を走るのを敬遠していたのですが、やっとコレクション(笑)に加えることができました。
南柏駅とボウリング場の間を走ってみても、野馬土手の「野」の字も見つかりません。そりゃそうだ。毎日の通勤で使う電車から見ていて、わかりきっていたことです。
さて、ネタ切れです(苦笑)。どうしようかと、とりあえず旧水戸街道を南柏駅から更に南下してみました。
野馬土手、残っているじゃないか!!
しかしながら、喜んでばかりもいられません。この野馬土手の東半分は、何と柏市道路局の資材置き場!!見るに堪えない状況です。歴史的遺構なのですから、説明板を立てたりと、もう少し丁寧に扱って貰えないものでしょうか。管轄が違うとか縦割りなこと言わないで、何とかなりませんか?柏市教育委員会さん。
ところで、この野馬土手ですが、「野馬土手は泣いている」にどのように登場するかというと、右の写真の「旧水戸街道」の「街道」の上にある部分です。この地図に記載されている野馬土手は、南柏駅東口周辺の再開発を機にこの場所以外は完全に姿を消してしまいました。
でも、かつてはこの水戸街道沿いには千本の松が植えられており、松並木があったそうです。それも宅地開発により現在では一本も残っていない、と途中立ち寄った神社の説明板に書かれていました。松並木、どんなに素晴らしい光景だったでしょう。現代の風景に重ねて想像しようかとしましたが、交通量に圧倒されてそれどころではなくなりました(苦笑)。
そんなこんなで、敬遠していた旧水戸街道を走った訳ですが、まぁ、たまには走ってみるのも良いかなと思いました。え?野馬土手を見つけられたからかって?そりゃ、もちろんそうです。
でも、それだけじゃないんです。こういう、持って回った言い回しをするときは、大抵アレなんですけどね(笑)。
南柏で茅葺き発見です!
しかも、駅から直線距離で二〜三百メートル程度しか離れていないというから驚きです。それにしても、ここのところ野馬土手と茅葺きづいているなぁー
南柏に茅葺きの民家があるらしいことは「茅葺きフリーク」というサイトで目にしてはいました。でも、撮影は02年7月とのこと。開発進む南柏だけに、もう無くなってしまったのかと思っていました。どうやら「稲荷神社」の下に掲載されているお宅を今回”発見”したものですが、そこで紹介されているエピソードは必読です。(う!あともう一軒南柏に茅葺きがあるんだった!まだ残っているのかなぁ。)
そんなわけで、ネタ切れを心配していたのはどこ吹く風。
「てんこ盛り」になってしまいましたとさ(爆)。
今日も、楽しかったですっ!
[撮影場所:今谷上町(もしかしたら、ここも野馬土手の名残道?)]




南柏野野馬土手こんな駅前で大発見ですね。
写真の土手のすぐ後の家に住んでいる人たちは、知っているんでしょうか?野馬土手だと知らずに、おかげで目隠しになっていいとか、日当たりが悪いとか思っているかもしれませんね。今昔マップで見ると一番新しい1998年の地図でもIKAWAさんが撮った野馬土手の地図の旧水戸街道沿いは書かれていますよ。今昔マップのためにWindowsパソコンを買ったらどうでしょう?(笑)
松並木ですが、今はココスになっているあたりに昔スーパーかな?があって、そこに数本あったのを覚えています。ところで、茅葺き教えて〜。
野馬土手が残っていて本当に良かったです。野馬土手のすぐ横にお住まいの方々は恐らく野馬土手だとはご存じないと思います。柏市資材置き場があるので、その関係の廃土だと思われいるかも知れません(苦笑)。
Windowsパソコン、ってか、ネットブックはちと魅力かな....い、いかん!僕はMacラブな人間なのに!
茅葺きですが、民家ですので場所はナイショです(笑)。
東葛人さんの所でお名前拝見しています。
詳細な地図で南柏の土手のすぐ裏に
流山が柏に出っ張った所がある事がわかります。
この形に土手があった事が
国土地理院の国土変遷アーカイヴでご覧になれるかと思います。大土手と小土手が離れていた事も。
増尾の白壁近くに肥溜の遺構、土小の裏に土村道路元標があります。変な文章で失礼しました。
昨年の青木先生の野馬土手講座(流山市)の資料を東葛人さんから頂いたのですが、そのなかに現代の地図に小金牧の位置関係を重ねたものがありました。それで初めて柏市と流山市の境界が、かつての野馬土手と深い関係にあったことを知った次第です。いやぁ、本当に野馬土手は興味が尽きません。
ところで、国土変遷アーカイヴですが、観てビックリです。暫く遊べそうですが、夜更かししてしまいそうですので(笑)、少しずつ楽しませて頂きます。