2009年01月17日

十太夫、野々下の無残な野馬土手。ついでにアレも見つけちゃったんだけど、複雑ですっ!

東葛人さんのブログに今週金曜日「流山の野々下の野馬土手が無残なことになっています(涙)」とのエントリーがアップされました。野々下の野馬土手、実は未踏の野馬土手です。近くを走ったついでに探してみたことがあるのですが、見つかりませんでした。どうやら、道を一本間違えていたようです(苦笑)。

無残な姿になったとはいえ、まだその姿を留めているのであればこの目で見なければ!

今日の相棒は、MTBです。

無残な野馬土手、といえば十太夫の野馬土手です。「いったいどうなったのだろう。木が切られていても、せめてその姿を残した形で開発してくれれば良いのに」とかすかな期待を抱いて向かいました。

CIMG7188.JPGCIMG7189.JPGが、その期待は残念ながら空振りに終わりました。開発区域となった十太夫の野馬土手は跡形もありません。土手だけではありません。この写真の道路と土手の間に掘があったのですが、それさえも埋め立てられています。「残り無し」と書いて「無残」。字のごとく、とはまさにこのことです。

実はこの十太夫の野馬土手は、青木更吉先生の「野馬土手は泣いている」で「小金牧・野馬土手ベスト10」第7位にランクされている野馬土手です。それですらこの有様です。いまはもう、過去形で「第7位にランクされている野馬土手でした」あるいは、「野馬土手がありました」と言わざるを得ない状況です(泣)。

ただ、この道の両端にわずか数十メートル残っています。それがせめてもの救いでしょうか。それと、今日の「楽しかったですっ!」写真の流山豊四季霊園脇の十太夫の野馬土手はまだ形を留めています。

CIMG7194.JPGCIMG7199.JPGそして、野々下の野馬土手に向かいました。また道に迷ったのですが(苦笑)、今度は何とか見つけることができました。事前に写真で見ていたとはいえ、ぶった切られた野馬土手....なんとも痛々しいです。ということで、写真はできるだけぶった切られていなさそうに見えるものを選んでみました。

それにしてもとても立派な二重土手の野馬土手です。これは先に紹介した「野馬土手ベスト10」には入っていないのですが、ベスト2にランクされている南柏の野馬土手と同じぐらいの迫力があります。が、これも以前は森の木々が鬱蒼と茂るなかにあったため、ここまではっきりとは見えなかったことでしょう。宅地造成で木が切られ、その全貌を現したというのは何とも皮肉です。

果たしてこの野馬土手は残るのでしょうか。いまはぶった切られて、例えて言えばカマボコ状態。恐らく宅地造成の土を運び出すために所々崩したものと思われます。が、全て崩されるのは時間の問題のような気がします(涙)。せめて上新宿の野馬土手のように、家の塀の代わりに野馬土手を使うといった形で活かすことはできないものでしょうか。

CIMG7204.JPGCIMG7209.JPGで、言わずと知れた南柏の野馬土手です。隣接する豊四季第一緑地(だったはずだがなぜ木が切られる?)の宅地造成は進んだものの、さすがに崩されることはありませんでした。とはいえ、痛々しい傷がついてしまいましたが。

この野馬土手は都市緑地保全地区になっており、土手を崩すには県知事の許可が必要なのです。ちょっとやそっとじゃ崩されることはないでしょう。しかし、雑木林の雰囲気と相まった野馬土手の佇まいがなんとも言えない風格を醸し出していただけに残念ではあります。

それにしても、江戸時代からこの地にあったものが、いまの時代になって無くなっていく。これは時代の必然なのだろうか。必然と言い切ってしまうのは余りにも無情です。

ところで、今日はこんなものも見つけました。流山市、初です。

CIMG7187.JPG

これまで何度も走っていたのになぜ気づかなかったのだろう。記憶が曖昧なのですが、もしかしたら手前の木が切られたのかも知れません。場所は....民家ではないので言っても問題ないでしょう。十太夫の野馬土手の隣にある「トントンランド」です。どうやらトントンランドの施設の一部のようです(違ってたら茅葺きの持ち主の方、スミマセン)。

木が切られて見つけることができた十太夫の茅葺き。そして木が切られて全貌を現した野々下の野馬土手。こりゃ、喜んで良いのか悲しんで良いのかとても複雑です。

そういえば、前回十太夫の野馬土手が悲惨な状況だと聞いて確認に行ったときも茅葺きの民家を思わぬ所で見つけることができました。

もしかしたら、十太夫の野馬土手が導いてくれたのかも知れません。

今日も、楽しかったですっ!(←この言葉、今日は感情なしで棒読みってことで、よろしく。)
[撮影場所:まだ残る十太夫の野馬土手@流山豊四季霊園脇]
17712.jpg



posted by IKAWA at 23:04| Comment(6) | TrackBack(0) | ポタリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
野々下の野馬土手は森が青木先生がこのスケールを知っていたらランクインされるほどですね。
この先どうなってしまうのか心配です。
トントンランドってなんの施設ですか?
もっと近くで茅葺きを見ることは可能でしょうか?
Posted by spirit at 2009年01月18日 09:32
spiritさん、こんばんは。

青木先生はこのスケールを十分ご存じだと思います。多くの野馬土手を調査されただけあって、僕と目の付け所が違うのでしょうね。あらためて「野馬土手ベスト10」で僕が訪ねた野馬土手を思い返すと、どれも立派な野馬土手です。

トントンランドですが、僕もよく分からず書いてしまいました。それで検索してみたのですが、
http://www.tontonland.co.jp/
ラジコンのミニ四駆のレース場みたいです。え?名前の響きから手作り工房かと思ってた。なんだか茅葺きと結びつきませんねぇ。こりゃまずいかも(汗)。

ところで、上記HPによるとトントンランドも区画整理の憂き目にあい、移転を余儀なくされているそうです。ということは、あの茅葺きを見られるのも、あとわずかなのかも知れません(泣)。
Posted by IKAWA at 2009年01月18日 22:53
IKAWAさん こんにちわ

えっ!ここに茅葺がありましたか!?迂闊でした。
トントンランドはミニ四駆で有名ですが、名の通り、木工体験工房で合ってますよぉ^^ 「ぐるなが」でもたまに取り上げられています。
併設している「レストランあかげら」の限定ランチは地元のママさんたちの間では有名です。

となりにあるふくろうの森は、かつて「おばけ踏切」の"幽霊人形"を設置した松田合板(マツダ工業)の工場跡地http://www.city.nagareyama.chiba.jp/section/hishokouhou/sanngyousi/sangyousi2.htm(ずっと下の方に幽霊が写っています)なんですが、十太夫の森の消滅とともにこのおばけ踏切も都市伝説となっていってしまうのでしょうねぇ...
Posted by たすけ at 2009年01月19日 10:39
たすけさん、こんばんは。

ふふふ、歩く「ぐるなが」と呼ばれる(?)たすけさんも知らなかった茅葺きを見つけてしまいました(鼻高々)。

トントンランドは木工体験工房でもあったのですね。だったらその施設であってもおかしくはないですね。むしろピッタリです。

「レストランあかげら」ですが、調べてみたところ昨年の12月25日で残念ながら閉店されたそうです。どうりでひっそりしていました。
http://e-akagera.ld.infoseek.co.jp/frame_news.htm
これもまた「地元のママさんたちの間では有名だった」と過去形になってしまいました。やはり、今回見つけた茅葺きの先は短いのでしょうね。もしかしたら流山市唯一の茅葺きかも知れないのに(泣)。
Posted by IKAWA at 2009年01月19日 23:55
IKAWAさん、こんばんわ
やはり十太夫の土手はダメでしたか。
本当に残念です。
せめて野々下の土手は残ってほしいですね。
ところで、トントンランドには何回か行きましたが、茅葺には気が付かなかったです(苦笑)
行ったのは茅葺にあんまり興味がなかった頃なんで、ある意味当然なのかもしれません。
関心がないと、目の前にあっても見えませんからねぇ。
その意味でも、多くの方々に野馬土手に関心を持っていただかねばと思います。
Posted by 東葛人 at 2009年01月21日 22:07
東葛人さん、こんばんは。

十太夫の野馬土手は、本当に無残です。野馬土手が無くなったことが残念なだけでなく、土手に生えた木々の木陰を駆け抜ける気持ちよさが無くなってしまったのも残念です。おおたかの森周辺は本当に変化が激しいです。別の場所でも雑木林が消滅しかかっていたのも見つけましたし、山羊がいた場所も工事が始まっていました(小山幼稚園の新築工事のため)。このままでは、「流山おおたかの"いた"森」になってしまうのではないかと危惧します。

確かに、関心がないと野馬土手は気づきませんね。僕でさえ今回野々下の土手も気づかず通り過ぎてしまいました(苦笑)。こうして書き残していくことで、ひとりでも多くの方に関心を持っていただでればと思います。

そういえば、この茅葺き、「ぐるなが」ネタにどうでしょう(笑)。
Posted by IKAWA at 2009年01月21日 23:30
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